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VMware:vRangerでのアーカイブファイル名の指定

-zipnameオプションで使える値は次の通り。といってもマニュアルに記載はあります。

  • [config] – バックアップ対象の VM に属する vmx ファイルの名前
  • [dayofweek] – 曜日の略称 (Sun、Mon、Tue、Wed、Trs、Fri、Sat)
  • [year] – 現在の西暦年数 (例: 2007)
  • [month] – 現在の月数 (01-12)
  • [day] – 現在の日数 (01-31)
  • [hour] – 現在の時間 (00-23)
  • [minute] – 現在の分 (00-59)
  • [second] – 現在の秒 (00-59)
  • [weeknum] – 現在の月次週数 (0-5)
  • [biweekly] – 現在の年次週数 (odd もしくは even)

このオプションを空白のままにすると、ファイル名は[config]_[year][month][day][hour][minute][second]となります。差分バックアップの際はこのような形式にする必要があります。

もちろん[]で括らずに直接指定することも可能です。

VMware:WindowsServer2003R2SP2日本語版ではvRangerの差分バックアップが出来ない

vRangerの設定をしていますが、その中で差分バックアップがどうしても出来ないのでサポートに問い合わせました。

日本語版のWindowsServer2003R2SP2では差分バックアップバグができないとのこと。ベンダーも認識しているバグなので次バージョンで改善される予定ということです。

マルチキャストの動作検証(mcast.exe編)

マルチキャストが正しく動いているかチェックするためにリソキのmcast.exeがあります。簡単な使いかたは次のとおり。

  • 送信側
    • mcast.exe /send /grps:%グループアドレス% /srcs:%ソースIP% /intf:%グループアドレス%
  • 受信側
    • mcast.exe /recv /grps:%グループアドレス% /dump:3

送信か受信かは/recvと/sendで切り換えます。

送りたいマルチキャストアドレスは/grpsで指定します。

送信側の/srcsと/intdで送信元のIPアドレスを指定します。/intfはNICがひとつなら不要かもしれません(未検証)。

受信側の/dump:3は成功と失敗両方の受信結果を画面に表示させるオプションです。

私はこんな風に使ってます。

mcast /send /grps%1 /srcs:%1

と書いたバッチファイル(mcastsend.bat)を送信側で用意します。

mcastsend.bat 192.168.0.1

などと引数を入れて実行します。

受信側では同様です。

mcast.exe /recv /grps:%1 /dump:3

のバッチファイルの引数にグループアドレスを引数にして実行します。

mcastrecv.bat 225.1.0.1

といった具合です。

VMware:PowerChuteNetworkShutdownをESXserverにインストールする

ESXでUPSによる電源制御を行うには、PowerChuteNetworkShutdown(PCNS)をESXホストにインストールし、UPSにNetworkManagementCard(NMC)を増設する必要があります。設定は次の流れで行います。

  1. UPSにNMCを増設
  2. NMCに管理用アドレスを設定
  3. ESXにPCNSをインストール
  4. PCNSのコンフィグを行う
  5. (自動的にNMCにESXのIPアドレスが登録されなければ)NMCにESXのIPアドレスを登録する
  6. NMCの管理アドレスにhttpで接続し、必要に応じてPowerChuteのスケジュール設定を行う

以上です。

ESXでVMotionを使う場合は、ゲストOSのシャットダウンを走らせるためのシェルスクリプトを作成し、shutdown  command fileの設定を行う必要があります。PCNSの側で設定するはずなのですが、PCNSに接続出来ないため、現在はそこで作業が止まっています。

VMware:vRangerでゲストOSのバックアップを行う

VMware上のゲストOSをバックアップするにはいくつかのソリューションがありますが、今回の案件ではvizioncore社のvRangerを使います。

ゲストOSのホットバックアップが可能な製品です。 VCB(VMware Consolidated Backup)に対応しているので、ゲストOSをシャットダウンすることなくゲストOS全体のイメージバックアップを取得できます。

インストール先はVirtualCenterの入ったWindowsマシンです。インストール時に必要なものは次の通り。

  • ライセンスファイル
  • ESXserverのrootのパスワード
  • ESXserverにSSHログインできるユーザ/パスワード

最後の項目がvRanger導入時のポイントになると思います。

vRangerはESXserverが載っているホストを登録する際に、SSHでログインし何らかの処理を行うようです。その際、ESXのバージョンや設定状況によってはrootのSSHログインが許可されていないため、登録に失敗してしまいます。

今回作業しているケース(ESXserver 3.0.2update1)では許可されていなかったので、ユーザアカウントを追加しました。追加するにはESXのサービスコンソールでuseraddコマンドで追加します。Linuxでもユーザカウント追加と同じです。

事前に追加しておくとvRangerでのホスト登録がスムーズに済みます。私はvRangerのインストール後に手動でホストを登録しました。

一旦インストールを完了したあとでVCBプラグインをインストールします。インストーラを実行するだけでOKです。

ここまででインストールは完了です。

その後バックアップの設定を行います。

ターゲットとなるゲストOSを選択し、保存先を選択します。デフォルトではvRangerをインストールしたマシンのローカルHDDしか見えませんが、ネットワーク上のWindowsサーバを追加することができます。DestinationのWindowsを選択し、Ranger Neighborhoodで右クリック、Add Serverでサーバを追加します。

あとはバックアップを開始するには右下のRun Backupを実行します。

スケジュールを設定するにはSchedule Backupを実行します。スケジュールの設定はvRangerの操作画面から確認することは出来ません。Windowsのスケジュールタスクにタスクが追加されます。登録されるスケジュールタスクの実体はvRangerをコマンドラインで実行するものです。

2008年の手帳

「エンジニアのための時間管理術」に触発されて、1日1ページのシステム手帳にしようかな、とも考えましたが、社内をウロウロする時に手帳を持ってあるくのはなかなかつらいので、ロディアのメモパッドとバーチカル式のリフィルを組み合わせることにしました。

仕組み自体は昨年の秋頃から使っていましたが、スケジュール管理のために使っていた綴じ手帳が小さめだった点が不満でした。そのためA5サイズのシステム手帳を検討しましたが、やはり持ち運びが辛そうなので、バイブルサイズ、しかもジャストサイズのものにしました。

リフィルは平日重視のバーチカル式を選んだので、昨年よりも記入スペースが広くなりました。休日出勤は頻繁ではなく、あっても開始と終了時刻が分かればいい程度なので、平日の記入スペースをとりました。

週間リフィルに年間カレンダーが付いていたんですが、あえて年間リフィルも購入しました。昨年はイベント続きで家族の誕生日や記念日を忘れることが多かったので、忘れないように書いていきたいと思います。

手帳と一緒にマルチペンも購入しました。

これまではパイロットのFEED2+1を使っていましたが、半年程度使っているとクリップ部分が折れてしまうのと、ゴム製のグリップがヘタってグニャグニャになってしまってました。

気に入ったものを長く使いたいので、少しだけいいものを買いました。ステッドラーのアバンギャルドライトのオレンジを買いました。FEED2+1よりも少し小振りで軽いので、手に馴染むまでしばらく時間がかかりそうですが、楽しんで使いたいと思います。

InternetWeek2007に参加してきました

2007年11月19日から22日まで秋葉原コンベンションホールで開催された「InternetWeek2007」に参加してきました。

まず。

今の仕事とは関係はあるけれど、 直接の関係は無い、というのが分かりました。

我々の仕事に影響が出る頃にはInternetWeek2007で検討要となった事柄はすでに解決しているはず。今から準備する必要は確かにあるけれど、土壇場で何とかなるかな、というところです。

2010年には本当にv4アドレスが枯渇してしまう状況の中で、 IPv6への移行は進んでいないということが分かりました。ルータへの実装はなされていますが、それを実働させるには至ってない状況です。

こうした中で中層SIerが出来ること。

何ができるのか模索が続きます。

InternetWeek2007に参加します

参加するといってももちろん一般参加です。

インターネットの最先端にいる方たちの集まりに参加するのは緊張しますが、スゴイ人たちばかりではないはず。どういった方たちが日本のインターネットを動かしているのか感じたいと思ってます。

自分から動けばだいたいのことは通るということが分かったので、積極的にいきたいと思います。

ドタバタの続き

現地訪問後にもドタバタは続きました。

ルータのIPアドレスが予定のものと違う、指定したスタティックルートが足りない、など。

工事までに設定シートが送られてくるはずだったがそれが来なかったため、事前チェックも出来ず。問い合わせるも「大丈夫」とだけ言われる始末。

打てる手はいくつかあったと思いますが、後の祭り。

疲れる3日間でした。

ドタバタ

NTTが絡むと日程調整が難しくなりがちです。

巨大企業の縦割り組織の悪弊がモロに出ているように思います。

営業担当者と技術担当者の意思疎通がうまく図れていないせいか工事日程が直前にならないと判明しません。

回線品質はともかく開通までのやり取りがひどすぎる。