マルチキャストの動作検証(mcast.exe編)

マルチキャストが正しく動いているかチェックするためにリソキのmcast.exeがあります。簡単な使いかたは次のとおり。

  • 送信側
    • mcast.exe /send /grps:%グループアドレス% /srcs:%ソースIP% /intf:%グループアドレス%
  • 受信側
    • mcast.exe /recv /grps:%グループアドレス% /dump:3

送信か受信かは/recvと/sendで切り換えます。

送りたいマルチキャストアドレスは/grpsで指定します。

送信側の/srcsと/intdで送信元のIPアドレスを指定します。/intfはNICがひとつなら不要かもしれません(未検証)。

受信側の/dump:3は成功と失敗両方の受信結果を画面に表示させるオプションです。

私はこんな風に使ってます。

mcast /send /grps%1 /srcs:%1

と書いたバッチファイル(mcastsend.bat)を送信側で用意します。

mcastsend.bat 192.168.0.1

などと引数を入れて実行します。

受信側では同様です。

mcast.exe /recv /grps:%1 /dump:3

のバッチファイルの引数にグループアドレスを引数にして実行します。

mcastrecv.bat 225.1.0.1

といった具合です。