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チェックリスト=再現性をもたせる

レバレッジ時間術を読んだ後、早速作業と平行しつつチェックリストを作成しています。

作成することで作業手順が明確になり、作業漏れもなくなります。

どんな作業でもチェックリストを作成していけば、引き継ぎもチェックリストを渡せば完了です。

「私はチェックリストに従って仕事を進めている人間です。」

千里の道も一歩から

厄介に感じていた仕事に取りかかったところ、意外に順調に進めることができました。

Webサイトや書籍などで言われているように、まず手を動かすことが大事。

最初の一手が簡単に出せるような状況に出来れば素早い取り組みが出来るわけです。

「私は大きな仕事を小さな仕事に分割出来る人間です。」

NT4ドメインからActiveDirectory(WindowsServer2003R2)への移行

移行用PCを用意するのが最も確実だと思います。

手順については以下の通り。

  1. 移行用PC(MIG)をNT4のBDCとしてインストール。
  2. MIGをPDCに昇格。
  3. MIGをWindowsServer2003R2にアップグレード。
  4. 新SVをDCに昇格(dcpromo)。
  5. 新SVにFSMOを移行。

移行用PCはNT4が動く少し古めのマシンを用意するのがポイントです。

あまり古いと2003がインストールできないので、少し古いというのが重要です。

もちろんこういった実作業の前に、ドメイン設計(サイト構成、DCの台数、DNS構成等)をよく検討しておく必要があります。

ADへのログオン・ログオフイベントを追跡する(Eventcreate+LogParser編)

WindowsServer2003とWindowsXP以降の環境で利用できます。

概要は次の通り。

  1. クライアントPCからEventcreateコマンドで、DCのイベントログにログオン・ログオフの度にイベントを書き込む。
  2. DCのイベントログをLogParserから検索・出力する。

当初は、WSHからDCのイベントログへの書き込もうとしましたが、そうすると、イベントログのSID(ユーザ)がN/Aとなり、どのユーザからのログオンなのか判別がつかなくなりました。もちろんMessage領域に%USERNAME%を書き込むことで、文字列を取得することは出来ますが、イベントログのSIDに納めるほうが、より直感的なのでEventcreateを利用することにしました。

・ログオン

eventcreate /s %LOGONSERVER% /u %username% /l application /t SUCCESS /ID 1 /d “%LOGONSERVER:~2%”

・ログオフ

eventcreate /s %LOGONSERVER% /u %username% /l application /t SUCCESS /ID 2 /d “%LOGONSERVER:~2%”

今回は ログオン先を取得したかったので、Message領域に%LOGONSERVER%を格納しています。

Eventecreateコマンドでは書き込み先のイベントログ種別を選択することができますが、今回はアプリケーションログに書き込んでいます。

なお、WindowsServer2003のイベントログに対してリモートユーザがログの書き込みを行う際は下記リンクの処理が必要になります。

http://support.microsoft.com/kb/323076/ja

私はDCのレジストリを修正することで対応しました。

書き込み先がアプリケーションログなので変更するレジストリは次のものになります。

HKEY_LOCAL_MACHINESystemCurrentControlSetServices

EventlogApplicationCustomSD

このキーの値に、(A;;0x3;;;AU)を追記することで、AuhtenticatedUsersからの書き込みが可能になります。

また、ここでは出力先をCSVファイルに指定していますが、LogParserではデータベースを出力先とすることが可能です。今回は出力したCSVファイルをbcpコマンドでDBに取り込むことにしました。

あとはログオンスクリプト、ログオフスクリプトの設定、LogParserのスクリプトのスケジュール設定を行えば、ログオン・ログオフの履歴を取得することができます。

ドキュメント作成:構成資料

進行中の案件の終わりが見えてきたので、ドキュメント作成を始めています。

ボリュームのある案件なので、そのドキュメントもボリュームが大きくなりそうです。

どれをドキュメント化するのか精査するだけで疲れてきました。

今後の仕事の雛形とするつもりで取り組んでいるので、きっちりとしたものを作っていきます。