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vRangerでのドメイン・コントローラの復旧方法(未実施)

ESXがあり得ない壊れ方をしたので、vRangerで復旧することになりそうと思って下書きを書いていましたが、不要となってしまいました。

復旧に備えて、念のためサポートに確認したところ次のような回答をいただいたので、メモしておきます。

有償サポート窓口からの回答なので、差し障りの無い範囲にとどめておきます。

ドメイン・コントローラであっても、vRangerのリストア方法としては変わらない。

ただ、仕様上完全な静止点を作れないため、ActiveDirectoryの整合性が保たれない可能性がある。

NTBackupなどでドメイン・コントローラの情報をバックアップし、必要であればそちらを書き戻すように。

SymantecのBackup Exec System RecoveryやAcronis True Imageなどと同様の様子です。

ドメイン・コントローラの復旧では非Authoritative(他のDCが最新)やAuthoritative(自分が最新)などの要注意ポイントあります。昔は相当ビビってましたが、随分慣れたものです。

【ネットワールド】:千葉県佐倉市が、住基システムなど約50台の業務サーバ統合で「VMware Infrastructure 3」仮想化ソリューションを採用

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当然といえば当然なんだけど、住基系に入れた、というのはインパクトがあるなあ。

【ネットワールド】:仮想化環境でのサーバー負荷分散に最適化されたEqualizer最新ソフトウェアバージョンv8.0を発表

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仮想マシンの負荷情報を元に負荷分散を行う、というのがポイントかな。

Equalizerは設定が物凄く簡単で、その上安いので使い勝手が良いです。

残念なのは赤すぎるLEDかな。サーバルームであの色を見ると何故かドキっとするので。

350と450で50万程度(HAにすると100万)差があるわけですが、内部向けの負荷分散と見ればGigaでリンク出来ると思えば価値はあるかな。

日本HP 【大阪開催】Bladeと仮想化はじめてセミナー

日本HP 【大阪開催】Bladeと仮想化はじめてセミナー

  1. ブレードと仮想化を導入する意味
  2. 「第3世代」ブレード・HP BladeSystem c-Class製品ご紹介
  3. VMwareを利用した仮想化入門
  4. VMwareテクノロジーで実現する仮想クライアント環境「VDI」
  5. 実機デモンストレーション・何でも聞いて下さい!

日本hp主催でBladeとVMwareの導入に関するセミナーが開催されるようです。

2008年10月28日(火)開催しか残席が無いようです。

業務都合で出席は難しそうですが、聞いておきたいです。

VMware:vRangerでのアーカイブファイル名の指定

-zipnameオプションで使える値は次の通り。といってもマニュアルに記載はあります。

  • [config] – バックアップ対象の VM に属する vmx ファイルの名前
  • [dayofweek] – 曜日の略称 (Sun、Mon、Tue、Wed、Trs、Fri、Sat)
  • [year] – 現在の西暦年数 (例: 2007)
  • [month] – 現在の月数 (01-12)
  • [day] – 現在の日数 (01-31)
  • [hour] – 現在の時間 (00-23)
  • [minute] – 現在の分 (00-59)
  • [second] – 現在の秒 (00-59)
  • [weeknum] – 現在の月次週数 (0-5)
  • [biweekly] – 現在の年次週数 (odd もしくは even)

このオプションを空白のままにすると、ファイル名は[config]_[year][month][day][hour][minute][second]となります。差分バックアップの際はこのような形式にする必要があります。

もちろん[]で括らずに直接指定することも可能です。

VMware:WindowsServer2003R2SP2日本語版ではvRangerの差分バックアップが出来ない

vRangerの設定をしていますが、その中で差分バックアップがどうしても出来ないのでサポートに問い合わせました。

日本語版のWindowsServer2003R2SP2では差分バックアップバグができないとのこと。ベンダーも認識しているバグなので次バージョンで改善される予定ということです。

VMware:PowerChuteNetworkShutdownをESXserverにインストールする

ESXでUPSによる電源制御を行うには、PowerChuteNetworkShutdown(PCNS)をESXホストにインストールし、UPSにNetworkManagementCard(NMC)を増設する必要があります。設定は次の流れで行います。

  1. UPSにNMCを増設
  2. NMCに管理用アドレスを設定
  3. ESXにPCNSをインストール
  4. PCNSのコンフィグを行う
  5. (自動的にNMCにESXのIPアドレスが登録されなければ)NMCにESXのIPアドレスを登録する
  6. NMCの管理アドレスにhttpで接続し、必要に応じてPowerChuteのスケジュール設定を行う

以上です。

ESXでVMotionを使う場合は、ゲストOSのシャットダウンを走らせるためのシェルスクリプトを作成し、shutdown  command fileの設定を行う必要があります。PCNSの側で設定するはずなのですが、PCNSに接続出来ないため、現在はそこで作業が止まっています。

VMware:vRangerでゲストOSのバックアップを行う

VMware上のゲストOSをバックアップするにはいくつかのソリューションがありますが、今回の案件ではvizioncore社のvRangerを使います。

ゲストOSのホットバックアップが可能な製品です。 VCB(VMware Consolidated Backup)に対応しているので、ゲストOSをシャットダウンすることなくゲストOS全体のイメージバックアップを取得できます。

インストール先はVirtualCenterの入ったWindowsマシンです。インストール時に必要なものは次の通り。

  • ライセンスファイル
  • ESXserverのrootのパスワード
  • ESXserverにSSHログインできるユーザ/パスワード

最後の項目がvRanger導入時のポイントになると思います。

vRangerはESXserverが載っているホストを登録する際に、SSHでログインし何らかの処理を行うようです。その際、ESXのバージョンや設定状況によってはrootのSSHログインが許可されていないため、登録に失敗してしまいます。

今回作業しているケース(ESXserver 3.0.2update1)では許可されていなかったので、ユーザアカウントを追加しました。追加するにはESXのサービスコンソールでuseraddコマンドで追加します。Linuxでもユーザカウント追加と同じです。

事前に追加しておくとvRangerでのホスト登録がスムーズに済みます。私はvRangerのインストール後に手動でホストを登録しました。

一旦インストールを完了したあとでVCBプラグインをインストールします。インストーラを実行するだけでOKです。

ここまででインストールは完了です。

その後バックアップの設定を行います。

ターゲットとなるゲストOSを選択し、保存先を選択します。デフォルトではvRangerをインストールしたマシンのローカルHDDしか見えませんが、ネットワーク上のWindowsサーバを追加することができます。DestinationのWindowsを選択し、Ranger Neighborhoodで右クリック、Add Serverでサーバを追加します。

あとはバックアップを開始するには右下のRun Backupを実行します。

スケジュールを設定するにはSchedule Backupを実行します。スケジュールの設定はvRangerの操作画面から確認することは出来ません。Windowsのスケジュールタスクにタスクが追加されます。登録されるスケジュールタスクの実体はvRangerをコマンドラインで実行するものです。

VMware:VirtualCenterをインストールする

VirtualCenter2.0.2update2でいくことにしました。

2.5もリリースされていますが、「サポート体制がまだ整っていない」と言われたこともあり、安定版を導入します。

インストールにあたって用意した環境は次の通り。

  • SQLServer2005
    • SP2の適用
      • VirtualCenter2.0.2update2の場合は適用可。その他のバージョンの場合は都度問い合わせる必要があります。
    • データベースの作成
      • SQLServer Management Studioから手動で作成。復旧モデルは単純で良い。
    • システムDSNの作成
      • VCではシステムDSNが必要。

ActiveDirectoryがある場合は、先にドメイン参加しておき、インストーラを実行します。インストールパスなどのオプションを指定します。このあたりは適当に。

ポイントはインストールの後、再起動するとVirtualCenterサービスが起動しないことがあります。これは、VirtualCenterがSQLServerより先に起動しようとすると発生する不具合です。解決するにはVirtualCenterのサービスをSQLServerサービスの依存サービスに設定すると良いです。

実際にはレジストリで変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetServicesvpxd

DependOnServiceにMSSQLSERVERを足します。

これで再起動するとエラーが発生しないことを確認します。