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ブログを書く意味

今のところ『デジタル・ワークスタイル』に触発されて「自分のために書く」ということが第一の意味・理由です。

私は地方小規模SIerに勤めており、現在の主な仕事はWindowsサーバ、およびTCP/IPネットワークの構築・運用・管理です。

そういった仕事に携わっている方はたくさんおられるでしょうし、これからも増えていくと思います。

自分が集めた情報や、それを自分なりに解釈した結果も、インターネット上に同じようなものがすでにあるかもしれません。

そんな状況においてあえてブログを書く意味はやはり「自分のために書く」ということになります。

同じようなプロセスを経て「自分のために」書かれたブログはそれこそ膨大な数になるかもしれません。

それでも個々の人間にとっては、それは自分のためのただ一つのブログであって、ありふれたものではありません。

そんな当たり前のことでも書くことで自分の考えを整理していこうと心がけています。

発表するためでなく、自分のために記録する

そのためにブログを利用している方も多いようだ。

以前bloggerで仕事に関わる備忘録的なものを書いていたことがあったが、結局長続きしなかった。

飽きっぽい性格なので、「よし!頑張って書くぞ!」という精神的なものではなく、

書かざるをえない状況に追い込んだり、書く仕組みを作らないとすぐに未更新になってしまう。

まず、やる

この書き方、「プロフェッショナル 仕事の流儀」っぽくなるな。

スマートなやり方とか、リユース可能なフォーマットとかあれこれ考える前にまず、やる。

基本に立ち返るんだ。

ExcelでもPowerPointでも何でもいいからまず残せ。

体裁は後からどうとでもなる。

まずは数多くのアウトプット。

仕事の成果をどんな形でもいいから残すんだ。

書くことがあるのか、見つけるのか

世の中には言いたいことが沢山ある人がいる。

その一方で言いたいことはあれど、「ま、いいか」と流す人もいる。

どちらかというと後者だと思うけど、飲み会だとついつい話し過ぎてしまう。

酒の力を借りれば言えるなんていうのは健全ではないけど、自分にも言いたいことがあるんだと考えれば少し救われる。

やる気

モチベーションという言葉よりもやる気が起こらない。

環境が変わって頑張らないといけないはずなのに、仕事に対してやる気が出てこない。

頑張るって何を頑張るんだ?

何をどうやったら頑張るって言えるんだろう。

評価されないなら頑張っても頑張ったとは言ってもらえない、なんて言っていたけれど、今は自分で頑張っていない自覚がある。

仕事をこなして当たり前、プラスアルファしてプロだって言っていたけれどその通り。よく分かる。けど何をどうすればプラスアルファ出来るのか分からない。一体どうしたらいいんだ。本を読めばいいのか?あまりにも手持ちの材料が無くってどうしようもないな。

まさにこれだ。

「語りたがらない人々」に属すると思う。

突発的に、「語らないといけない」と強迫めいた気持ちになってブログやはてなダイアリーのアカウントを作ってはすぐにやめてしまう。

どうしてそんな気分になるのかといえば、自分から発信するのがインターネットの醍醐味だ、みたいな思いこみがあるんだろうか。

ブログをまめに書く人は「自分語り」が好きな人、と少し見下したような気持ちを持ってしまう。

自分には語るべき言葉も気持ちも見つからないのに。

どうして言葉も気持ちも見つからないのか。それは

他人とつながることを忌避しているわけではなく、自分自身の情報、特に心理的なことや感情的なことについて表に出すことを忌避している。

ということをし続けてきたからかもしれない。

見知らぬ他人にまるで自分のことを観察されてきたかのような鋭い目線にびっくりした。

けれど逆に考えればこんな人間が世の中には沢山いるっていう証明にもなる。

当たり前のことだけど自分が特別ではないということに改めて気付いてしまう。

今日僕が何を食べて、ニュースを見てどんなことを感じたのか、なんて世の中の誰も興味を持ってないのは分かっている。けれど何かを語らないといけない、と思うのは自分の内面を表現したいと思っていることなんだろうな。