TeraPadによるchangelogがうまく動いてくれないことと、emacsに挑戦するために、Windows版のemacs環境であるMeadowを利用してみます。
なお、changelogメモの保存先はDropboxです。
<必要なもの>
・Meadow(設定済み版)
Meadow/Emacs memo: 設定済み Meadow を使ってみよう を参考にインストールしました。
<利用までの設定手順>
1.環境変数HOMEを作成する
設定箇所は<マイコンピュータ>-<詳細設定>-<環境変数>です。
ユーザかシステムか、ですが私はユーザ環境変数に作成しました。
なんとなくスペースが入るとややこしそうなので、c:直下にhomeフォルダを作成し、そこを割り当てました。
設定後は一応再起動させました。
2.Meadow(設定済み版)をインストールする
Meadow/Emacs memo: 設定済み Meadow を使ってみようのsetup-ja.exeからインストーラをダウンロードします。
インストールは配布元の記載通りに進めれば問題なくインストールできます。
インストールの最後に設定ファイルなどを置く、フォルダを尋ねてきます。事前に環境変数HOMEを作成していれば、自動的にそのパスが指定されることになります。
3.emacsファイルを編集する
インストール後、homeに指定したフォルダにMeadowの設定ファイルがあります。.emacsです。このファイルをテキストエディタで開き、編集します。
(autoload ‘clmemo "clmemo" "ChangeLog memo mode." t)
;; あなたの ChangeLog メモファイルへのパス
(setq clmemo-file-name "c:/documents and settings/%USERNAME%/my documents/my dropbox/changelog.txt")
;; 好きなキーへバインド
(global-set-key "C-xM" ‘clmemo)
上記記述を追加します。
これはマイドキュメント下にDropboxのフォルダがあり、その直下にchangelog.txtを保存する場合の例です。
%USERNAME%は利用するユーザ名を入れます。
パスを区切るのは(バックスラッシュ)ではなく/(スラッシュ)です。
<利用方法>
Meadowを起動して、C-x Mと入力し、clmemoマクロを呼び出します。
キーバインドはclmemoに準拠しているようです。
以上です。