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WindowsとSQLServerのメモリ上限サイズについて

SQLServerのメモリ上限については、2005以降はOSがサポートする範囲が上限となっている。
たとえば32bitのWindows Server 2008 StandardならOS上限は4GBまでなので、SQLServerの認識も4GBまでとなる。64bitのWindows Server 2008 Standardなら32GBまでなので、SQLServerも32GBまでの認識が可能となる。

一方で、SQLServerのAWE機能を使うと32bitOSの4GB上限を超えられるが、
現実的には32bitのWindows Server 2008 Standardでは意味をなさない。
2008 Enterpriseは32bitでもメモリ上限は64GBとなっているため、AWEを利用することで4GB以上のメモリを利用できる。

4GB以上のメモリをSQLServerで利用するには、64bitのServer 2008 StandardでSQLServer 2008 Standardを利用すれば良い。
今判らないのは、この場合、SQLServerのバージョンは32bitか64bitか、どちらを使うべきなのか、あるいは使えるのか、ということ。

ちなみに、hpのサーバの場合、プリインストールモデルでは32bitと64bit双方のOSインストール用メディアが付いてくるので、再インストールの手間はかかるけど、簡単に試すことができきる。

APサーバのスペック不足か?

VPN越しに利用しているWebアプリがどうにも重い。接続帯域は十分。DBサーバのCPUやメモリは余裕がある。

となるとAPサーバか?ということでじっとパフォーマンスモニタを見ていたが、そこまで酷い値になってない。

一体どこから手をつけていいものやら。

まずはAPサーバのパフォーマンスカウンタで何を見るかは

http://207.46.16.252/ja-jp/magazine/2007.10.sqlcpu.aspx

を参考にすることにする。

ただ、直感的にはスペックの限界に達しているとは思えない。

アプリケーションの作りを変えたり、SQLServerの設定で改善されるような気がするんだけど…。

サーバをリプレースしても改善されなかったらと思うと今できることはやっておきたい。