ほぼ始発の新幹線に乗るため5時に起床。
今日から三日間、秋葉原で開催されるInternetweek2008に参加します。
起きないとダメと思いながら寝るとなぜか起きられる。今日も4時頃に一旦目が覚め、うつらうつらしながら5時になった。
新幹線はN700系。コンセントが使いたいので先頭にした。AspireOneのセットアップをして1時間つぶす。
先頭は前後幅が狭いために足が思い切り伸ばせない。横に広げたりして足を小刻みに動かす。エコノミー症候群は怖い。
いよいよ眠くなってきたので、iPodで耳をふさいで寝る。気がついたら1時間たっていた。
残り50分弱はうたた寝と覚醒の繰り返し。
前回は迷ったけど、今回は会場に一直線、と思ったが少し時間があるので朝食をとった。
受付は前年の反省が活かされたのか非常にスムーズ。すばらしい。
午前中はモバイル・ブロードバンドについて。WiMAXと3GPPについて。無線LANの延長で出てきたWiMAXと、携帯電話の延長である3GPP。似て非なる技術がいよいよ収斂されるが、どんな風になるのか?というテーマ。
僕のようなGeek寄りの人間はWiMAXから入り、一般ユーザは3GPPから入る、という感じかな。UMPCの発展はWiMAXの利便性を強化するだろうし、多機能ケータイの盛り上がりは3GPP->4Gを普及させるだろうな。
WiMAXが発展すればどこでも企業LANに繋げられるようになるけど、利便性の一方で僕のような仕事をしていると常に会社に繋げておかないといけなくなったりするような気がして、やや怖い。
午後のテーマは「ホスティングオペレーション ~仮想サーバの最新動向と運用~」。前半はVMwareの製品紹介で、個人的にはお腹一杯の話題で、申し訳ないですがスルーしました。
その次に紹介されたxsigoという会社/製品。会社も製品も初耳。I/Oの仮想化を実現するもので、すでに商業ベースにのっている。物理層はInfiniBandを使う。サーバ-仮想化ボックス間をInfiniBandで接続し、その中を仮想NICや仮想HBAに分割していく、という仕組み。InfiniBandは20G*2=40Gの帯域。PCIスロットに指す拡張ボード。通常、1UサーバでもPCIスロットは必ずあるので、そこにさす。サーバから出るケーブルは電源とInfiniBandケーブルのみ。ラック内がかなりすっきりすることは間違いなし。
現実的には導入費用の増大分に見合うだけの効果をユーザさんに納得させられるかが勝負かな。導入してどうなる?というのをうまく説明できないと、せっかくの製品も買ってもらえない。管理工数の削減、というテーマをどう伝えていけばいいのか…。
後半はTIPSや事例の紹介。小規模ながらVMwareの導入・管理を行っているので、うんうん、と頷くことも多かった。タイミングがいいのか悪いのか導入先でVMwareのトラブルが発生中だった。状況の確認をして同僚に連絡。負担をかけて申し訳ない。
セッション終了後、HappyHourに参加。ビールや軽食を飲み食いしながらスポンサーさんの話を聞く、という会。参加者同士の交流ができるようなスペースが用意されていて、そこでざっくばらんに開催された。雰囲気は緩く、なかなかおもしろい機会だった。僕も含めてシャイな人が多いので、お酒を用意する、というのはいいアイデアだと思う。最後まで参加した人にはCiscoのシザーズバッグがもらえた。
会場では当然、PCを持ち込んでいる人が多かった。当然、というかUMPCがかなりおおかた。EeePCをはじめとしてAspireOne、hp mini note、などなど。伝統的なB5モバイルも多かったですが、目についたのはMacBookの多さ。しかもステッカーを貼っているMacBookが多かった。僕の普段の環境はWindowsばかりですが、このIWに来るような方はやはりUnixやLinuxが圧倒的に多いんでしょうね。
会場では無線LANが用意されますが、割り当てられるアドレスがいきなりグローバルで驚いた。セットアップしたてのXPだったのでファイアウォールが有効だったのでほっとしました。
セミナーを開催される部屋には電源が無い/少ないのでせっかくの無線LANも思い切って使えないのが残念。電源タップを用意していただければ大変助かります。